「くせ毛を直毛にしてボブにしたい」と思ったとき、真っ先に思い浮かぶのが「縮毛矯正」ではないでしょうか?けれど縮毛矯正は髪の毛を完全にストレートにしてしまうので、「縮毛矯正をかけてもボブにできる?」と疑問に思いますよね。
結論から言うと、縮毛矯正をかけてもボブにできます!
しかし、いくつか気をつけておきたいポイントが・・・そこでこの記事では、縮毛矯正後にボブにするときの注意点やスタイリング方法、縮毛矯正とボブの悩みへの回答を紹介します。
縮毛矯正をかけた後にボブヘアにしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
縮毛矯正をかけてもボブにできる?
先述したように、縮毛矯正をかけた後でもボブにすることはできます。けれど「できること・できないこと」があるので、ここでは縮毛矯正後のボブに関する基礎知識を頭に入れておきましょう!
内巻きワンカールはできる
ボブの特徴といえば、「内巻きワンカール」ですよね。縮毛矯正ではくせの部分を伸ばしつつ、毛先のみワンカールにすることができます。
ワンカールボブを実現する方法はいくつかりますが、一番髪への負担が少ないのは「縮毛矯正+スタイリング」でワンカールを作る方法です。
手順をみてみましょう。
- 縮毛矯正後に違和感が出ないようにボブカットをする
- 縮毛矯正をかけてくせを伸ばす
- 毎朝スタイリング時にアイロンやコテで内巻きにする
この方法でボブにするときには、手順1の「カット」の工程が重要です。縮毛矯正に馴染むようにカットができていなければ、違和感が出てしまうことも。
美容師に仕上がりのイメージを具体的に伝え、相談しながらカットをしてください。
縮毛矯正と毛先のデジタルパーマはNG
「毎朝のセットが面倒だから」という理由で、縮毛矯正と毛先にワンカールのデジタルパーマをかけたいと思うかもしれません。しかし、縮毛矯正とデジタルパーマの組み合わせは、髪への負担が大きすぎるのでNGです!
美容院によっては、「ストカール」や「ストデジ」といって縮毛矯正とパーマを掛け合わせた施術を行なっていることがあります。けれど、この施術はとてもリスクが高いメニュー。
最悪の場合、髪が傷んでチリチリのビビリ毛になってしまう可能性があります。
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また、一度縮毛矯正をかけた部分にはパーマをかけられないので、繰り返しの施術もできず、同じ髪型をキープすることはできません。
縮毛矯正後にボブにしたいときには、縮毛矯正とスタイリングでボブを実現させましょう。
縮毛矯正をかけた後にボブにスタイリングする方法
先ほど縮毛矯正後には、スタイリングでワンカールを作る方法が良いとお伝えしました。以下の手順に沿って、スタイリングをしてみてください。
- 髪の毛をしっかりと乾かしておく
- アイロンまたはコテの設定温度を「120℃〜130℃」の低温に設定する
- 髪の毛を少し手に取り手首を返して内巻きにする
- ヘアオイルやヘアミルクをつけてカールを整える
アイロンやコテで内巻きにしていくとき、「高温で巻けばすぐにできる」と思うかもしれません。しかし、髪の毛はタンパク質でできているので、熱を与えると髪の毛へ強いダメージを与えてしまうのです。
少しもどかしいかもしれませんが、髪の毛へのダメージを抑えるためにも「低温で少しずつ」を意識しながらスタイリングをしましょう。
縮毛矯正後のボブヘアの悩みについて
縮毛矯正をかけたいと思ったとき、こんな疑問が頭に浮かびますよね。
- 縮毛矯正をかける頻度はどのくらい?
- 縮毛矯正にかかる費用はどれくらい?
- カラーも一緒に施術できる?
ここでは、これらの疑問に詳しくお答えしてきます。
縮毛矯正をかける頻度は?
縮毛矯正をかける頻度は、「2ヶ月〜3ヶ月に1回」程度です。個人差がありますが、人の髪の毛は「1ヶ月で1cm」ずつ伸びています。ボブのように短いヘアスタイルの場合、根元部分が2〜3cmほど伸びてくるとくせが目立つようになります。
そのため、きれいなボブヘアをキープしたいのであれば「2ヶ月〜3ヶ月」間隔で縮毛矯正をかけるのが良いでしょう。
縮毛矯正には、根元のみをストレートにする「リタッチ」という方法があります。美容師と相談しながら、施術内容と間隔を決めましょう。
縮毛矯正にかかる費用は?
縮毛矯正にかかる費用は、縮毛矯正のみの場合は「15,000円」前後。縮毛矯正とカットの場合には「22,000円」前後であることが多いようです。
では、「美容院ベルダ」施術料金を紹介します。
※すべて「税込価格」です。
縮毛矯正(カット込み・長さ料金あり) | ¥24,200〜 |
部分縮毛矯正(カットなし) | ¥6,600〜 |
ダメージ毛修復・縮毛矯正 | ¥44,000〜 |
部分矯正は、前髪や顔まわりなどの「一部分のみ」に縮毛矯正をかける施術メニューです。髪の毛の量や施術幅によって料金は前後します。
ダメージ毛修復・縮毛矯正のメニューは、他店で失敗されたダメージ毛やビビリ毛やなどを修繕する施術です。(髪の毛の状態によっては施術ができないことがあります)
初めて縮毛矯正をかけるのなら費用は「20,000円」前後を考えておくと良いでしょう。しかし、美容院を決めるときには「安いから」という理由で美容院を決めるのは、おすすめできません。
縮毛矯正は高度な技術が必要なメニューであるため、美容師の腕によって仕上がりに差が出てしまうからです。料金よりも、安心して任せられる美容院を選びましょう。
カラーと同日施術できる?
結論から言うと、縮毛矯正とカラーを同日施術することは可能です。けれど髪への負担を考えると、できれば縮毛矯正をかけてから「1〜2週間」程度あけてからカラーを入れることをおすすめします。
カラー後に縮毛矯正をかけると、カラーが色落ちしてしまうため、必ず「縮毛矯正→カラー」の順番で施術しましょう。どうしても先にカラーをしたい場合には、カラー後「1ヶ月」程度あけてから縮毛矯正をかけてください。
まとめ
縮毛矯正をかけた後でも、スタイリングでワンカールボブを実現することはできます。美容院によってはデジタルパーマと併用することもできますが、髪への負担が大きいことだけは覚えておいてください。
ボブの状態をキープするためには、「2ヶ月〜3ヶ月」間隔で縮毛矯正のリタッチをすると良いでしょう。
縮毛矯正は髪への負担がかかる施術なので、「くせ毛専門」の美容院に行ってみるのもいいかもしれません。
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縮毛矯正とスタイリングで、理想のボブスタイルを手に入れましょう♪