「くせ毛で、スタイリングが難しい」「自分にはどのようなワックスを使えばいいかわからない」などお悩みはありませんか?
くせ毛でも自分の髪質やくせのタイプにあったワックスを使うとスタイリングがとても簡単になってくるでしょう。
今回はくせ毛の方が自分の髪質にあったワックスを選び、使い方もマスターできるようにまとめてみました。
ワックスをつけてもうねる時の対処法もまとめてありますので是非参考にしてくださいね !
くせ毛の髪質が剛毛か軟毛かでワックスを選ぼう
どの種類のワックスを使うのがいいのか悩んだ時は自分のくせ毛の髪質が剛毛なのか軟毛なのかで決めるのもいいでしょう。
自分の髪質がどちらかわからない、という方は髪の毛を1本抜いてみてチェックをしてみましょう。
抜いた髪の毛を横に引っ張った時にぶちっとすぐに切れると剛毛、ぐっと伸びるようでしたら軟毛です。
また、自分の髪の根本を触ってみましょう。根本がざらざらしていたら剛毛、つるっとしていたら軟毛です。
中間の髪質の方もいるので、分からない時は美容師に聞いてみてくださいね!
自分のくせ毛が剛毛か軟毛かを理解することで、髪質にあったワックスを選ぶことができます。
剛毛タイプの髪質におすすめのワックス
剛毛タイプのくせ毛は髪が太く、毛量が多いことが多いです。
そのため、ごわついて膨らんでしまいスタイリングが難しくなってしまいます。
ボリュームを抑える為には、油分の多い重めのワックスがいいでしょう。
ワックスの種類としては、ジェル、グリース、ファイバータイプのワックスがおすすめです。
ジェルタイプのワックスはセット力も強くツヤ感もでつので、ごわつきが気になる方でもツヤを出してボリュームダウンができます。
グリースタイプのワックスはセット力は強くはないですが、水分がたくさん入っているのでパサつき抑え、ウェット感を出したい方には最適です。
ファイバータイプのワックスはセット力が強く繊維が多く含まれているので、剛毛の方でも、伸びがよくアレンジしやすいのでおすすめです。
軟毛タイプの髪質におすすめのワックス
軟毛タイプのくせ毛には軽い仕上がりになる油分や水分の少ない軽いマット系のワックスがおすすめです。
マット系のワックスはセット力が高く、軽い仕上がりになるため、軟毛でボリュームが出にくい方でもエアリー感が出せます。
油分の多いグリースやジェルのワックスを使うとペタンとしてしまうことが多いので気をつけましょう。
中間の髪質におすすめのワックス
剛毛でも軟毛でもないかな、という方は仕上がりのイメージによってワックスを使いわけるといいですよ。
セットしやすい髪質なので、色々なスタイルが楽しめるのいいですね。
なかでもミディアムハードワックスは適度なセット力で、とても自然な仕上がりになるのでおすすめです。
次に仕上がり別にわけたワックスの選び方も解説していきます。
仕上がり別に分けたワックスの選び方
仕上がり別におすすめのワックスの選び方を紹介していきます。今回は以下の仕上りになるように解説していきますね。
- 自然な仕上がり
- ウェットな仕上がり
- ドライな仕上がり
- 束感を出し、動きのある仕上がり
なりたいスタイルによってワックスを使い分けることでくせ毛の方でもそのスタイルに近づくことができます。
ワックスの選び方がわからない、という方は仕上がりをイメージして選ぶといいですよ。
それではひとつずつ解説していきますね。
自然な仕上がり
自然な仕上がりにしたい時はクリーム系のワックスがいいでしょう。
油分と水分を適度に含んでおり、ツヤもでて伸びがいいのでセットがやりやすいのも魅力的です。
適度なセット力があるので色々なシーンで活躍できるでしょう。
ウェットな仕上がり
水分と油分の多いジェルやグロス系のワックスはウェットな仕上がりにするのに最適です。
髪のボリュームを抑えてくれるのでくせ毛でボリュームを抑えたい方におすすめです。
セット力もあり毛先の動きもしっかりつけられるのでとても使いやすいですよ。
ドライな仕上がり
ツヤを抑えドライな仕上がりにしたい場合はマット系のワックスがおすすめです。
硬めのワックスで、セット力も優れているため無造作のスタイルも簡単に作れます。
また、油分が少なく軽い質感なので、ワックスをつけるとぺたんとしてしまう方にもおすすめです。
束感を出し、動きのある仕上がり
繊維が多く含まれているファイバー系のワックスは、伸びがよくアレンジしやすいので動きや束感を出したい時におすすめです。
伸びがいいので崩れても簡単に直せます。
油分が多く含まれているので、くせ毛でごわごわして広がるという方にも使いやすいです。
仕上がり別にワックスの選び方をご紹介しました。次に使い方も解説していきますね。
くせ毛のワックスの使い方をマスターしよう♪
くせ毛の方がワックスをつける時には、くせを抑えるのか生かしたいのかを決めてスタイリングするといいでしょう。
くせを抑えたいのか生かしたいかを決めたら次は使い方をマスターしましょう。
また、くせ毛の方はワックスをつける前のセットのやり方も重要になってきます。
ひと手間はかかりますが、スタイリングの持ちが格段とよくなりますし、慣れてくると簡単にできるようになってきますよ。
注意点も一緒にまとめてみましたので参考にしてくださいね。
まずはくせを生かすワックスの使い方から解説していきます。
くせを生かすワックスの使い方
くせを生かしたい部分にはワックスを軽くつけることがポイントです。
つけすぎると重くなってしまって毛先の動きがでにくくなります。
特に前髪はつけすぎるとバーコードのようになってしまうのできをつけましょう。
くせを抑えるワックスの使い方
くせを抑えたい場合にはワックスをしっかりつけましょう。
しっかりとつけたあとにドライヤーの冷風で固めるとセット力がアップしてくせを抑える事ができます。
最後はてぐしで軽く抑えるようにスタイリングしていくといいでしょう。
ワックスをつける前のセットのやり方
くせ毛の方がワックスをつける時には特にその前のセットが大事になってきます。
少しだけ手間はかかりますが、このセットをやることによって持ちが格段と違ってきますので以下の手順でやってみてくださいね。
- 根本から濡らす
- タオルドライをしっかりする
- ドライヤーでセットする
- ワックスをつける
根本から濡らすことで寝ぐせなどのくせもしっかり直すことができます。
タオルドライはしっかりすることでドライヤーで乾かすときの時短になります。
ドライヤーを使う時はしっかりと根元を乾かしましょう。
前髪など一番くせが気になるところは一番初めに乾かしましょう。少し引っ張りながらくせを伸ばすようにして乾かすのもポイントです。
全体的にドライヤーでセットできたら最後は冷風で形を固定しましょう。
冷風を使うことでより形がキープできます。
ワックスをつける時は全体にシャンプーをするようになじませ、バック、サイド、トップ、前髪の順につけていきましょう。
次にワックスをつける時の注意点を説明していきますね。
くせ毛でワックスを付ける時の注意点
ワックスをつける時に初心者の方がよくやりがちなことは、表面にだけワックスをつけることです。
表面にたくさんワックスをつけすぎると、白く目立ってしまいフケのように見えてしまいます。
適量を全体に均一につけられるようにしていきましょう。
また、前髪から先につけてしまうと失敗するケースが多いです。
最後に前髪を整える、というのを覚えておきましょう。
くせ毛でワックスをつけてもうねる時の対処法
ここまでくせ毛の方がワックスをつける時のポイントをお伝えしましたが、それでもうねりが気になる、という方に以下の事をまとめてみました。
- ストレートアイロンを使う
- あえてパーマ風に仕上げる
- シャンプーを替える
- どうしても気になるなら縮毛矯正がおすすめ
せっかくワックスをつけてセットしてもうねりがでると憂鬱になることもありますよね。
対策はあるのであなたにあった対処法を見つけてみましょう!
ストレートアイロンを使う
ストレートアイロンを使うことによってうねりはまっすぐになり思い通りのスタイルに近づく事ができるでしょう。
やり方はアイロンで形を作った後にワックスをつけます。
アイロンで火傷をしないように気をつけましょう。また、ワックスをつける時は熱が冷めてからつけるとキープ力があがります。
持ち運びができる充電式のコンパクトなアイロンもとても便利ですよ。
あえてパーマ風に仕上げる
うねりが気になるのであれば、あえてパーマ風に仕上げることもおすすめです。
無造作なパーマ風に仕上げるワックスの手順をまとめてみました。
- 少量のワックスをとり、手のひら全体でのバス
- 後頭部→サイド→トップ→前髪の順に、中間から毛先にワックスをもみ込むようにつける
- 髪を指に巻きつけながら毛束を作っていく
- 作った毛束をほぐして形を整えていく
くせ毛風に自然に仕上げるポイントはワックスをつけすぎない事です。
特に根本のにはつけすぎないように気をつけましょう。
初めは難しいかもしれませんが、慣れていくと自然な仕上がりになっていきますので試してみてくださいね。
シャンプーを替える
シャンプーを替えるだけでも気になるうねりを抑えることができます。
ワックスを選ぶ時と同じようにシャンプーを替える時にも自分の髪質が剛毛か軟毛かで選びましょう。
剛毛でうねりが気になる髪質でしたら、保湿成分が多くダメージケア向けのシャンプーがいいでしょう。
髪のダメージをケアしてごわついた髪をしっとりまとまることでスタイリングも楽になってきますよ。
軟毛の方はハリコシをアップしてくれるシャンプーがいいでしょう。
頭皮をケアすることも大切ですのでアミノ酸の低刺激のシャンプーもおすすめです。
また、くせ毛用のシャンプーもたくさんありますので、是非試してみてくださいね。
どうしても気になるなら縮毛矯正がおすすめ
どうしてもうねりが気になるのであれば、縮毛矯正がおすすめです。
毎日ストレートアイロンをしているという方は特に驚くほど楽になるでしょう。
前髪だけはストレートがいい!など部分的に縮毛矯正をかけられるので、トップがペタンとなることもありません。
特に初めて縮毛矯正をかけるという方は、サロン選びにも気をつけましょう。
縮毛矯正はダメージも大きいです。ダメージが大きくチリついてしまったらもとには戻らないと思って頂いても過言ではありません。
しっかりとケアをしながら縮毛矯正ができるサロンをおすすめします。
そのサロンの縮毛矯正の実績や口コミもしっかり確認することが大切です。
まとめ
今回はくせ毛の方のワックスの選び方やつけ方、うねるときの対処法などを解説しました。
くせ毛の髪質や、なりたいスタイルによってワックスを選ぶことで、セットが楽になるでしょう。
ワックスをつける前にはドライヤーを使ってスタイリングをしてからつけると思い通りのスタイルに近づけます。
それでもうねりが気になるという方はストレートアイロンを使ったり、あえてパーマ風に仕上げたりするのもいいですよ。
もっとも楽にうねりを伸ばしたい、という方は縮毛矯正がおすすめです。
縮毛矯正をされる時はサロン選びも大切です。
ダメージを抑え、要望をしっかりと聞いてくれる、信頼と実績があるサロンを選びましょう。
くせ毛の悩みやスタイリングなど、親身になって相談できるスタイリストに出会えるととても心強いですよ。