「パーマの種類はたくさんあって、どのメニューがいいいかわからない」
「自分の髪質に合ったパーマがわからない」
このように悩んでいる方は少なくないかと思います。特に初めてパーマをかける方はとても悩まれるのではないでしょうか。
パーマの種類はたくさんありますが、大きく分けて、コールドパーマとホット系パーマの2種類です。
今回はストレートパーマを除いたカールのでるパーマについて解説していきます。
どのメニューがいいのか悩みますが、それぞれなりたいスタイルと髪質に合わせて選ぶといいでしょう。
パーマの種類を選ぶ時の重要なポイントも解説していますので、失敗して後悔した、ということもなくなるでしょう。
スタイルごとに最適なパーマの種類と最新のおすすめもまとめてみましたので参考にしてくださいね。
さっそくあなたに似合うカールスタイルを見つけにいきましょう！
パーマの種類は大きく分けて2種類!
パーマの種類は大きく分けてコールドパーマとホットパーマの２種類です。
コールドパーマは柔らかくふんわり仕上げることができ、根本からもしっかりかけることができます。
ホットパーマはヘアアイロンで巻いたような仕上がりになり、カールの弾力もでます。
どちらもカールをつける施術には変わりありませんが、仕上がりイメージによって使いわけるといいですよ。
昔から一般的なパーマと言われているのが熱を与えないコールドパーマ、対して熱を与えながらかけるのがホットパーマです。
施術時間や仕上がりイメージの特徴などが違うので、それぞれ詳しく解説していきますね。
コールドパーマ
コールドパーマは、ロットを巻いてパーマ液だけでカールを再現する施術です。
コールドパーマは髪に巻くロットの種類が豊富ですので、デザインの幅が広いのが特徴です。
「根本からしっかりかけたい」「ゆるくふんわりと柔らかいカールが欲しい」という方にもおすすめです。
熱を加えない施術ですので、施術時間も短めですし、お値段も比較的リーズナブルなメニューが多いです。
また、メンズパーマの主流となっているのもコールドパーマです。
その中でも最近よく見かけるパーマスタイルは以下の種類です。
- ツイストパーマ
- スパイラルパーマ
- ツイストスパイラルパーマ
- ピンパーマ
ツイストパーマ
ツイストパーマは、毛束をねじって巻いていくパーマのことです。
ロッドを使わない施術で、強くねじるとくっきりとカールができ、ゆるくねじるとゆるくかかります。
デザインの幅が広く、最近よく見かける細かくチリっとかかっているパーマはツイストパーマが主流です。
セットがとても楽になるので人気があります。
スパイラルパーマ
スパイラルパーマは、ロッドにらせん状に毛束を巻いていくパーマのことです。らせん状の巻きつけることで、立体感がでるのが特徴です。
ねじって巻くツイストパーマに比べると、ツヤ感がでて、ふんわりした仕上がりになります。
ツイストスパイラルパーマ
ツイストスパイラルパーマは、その名の通り、毛束をねじりロッドにらせん状に巻きつけていくパーマのことです。
髪の毛に動きとボリュームをミックスした仕上がりになり、個性的な仕上がりにもできます。
また、強さの強弱もつけられるので、パーマ初心者の方でも挑戦しやすいです。
ピンパーマ
ピンパーマは毛束をペーパーやコットンで巻きつけてピンで固定するパーマのことです。
ロッドで巻くパーマに比べるととてもナチュラルな仕上がりになります。
髪の長さが短くてもかけることができ、根本の立ち上がりも再現できます。
ホットパーマ
次に、熱を加えながら施術するホットパーマについて解説していきます。
ホットパーマは熱を加えることによりしっかりとかかるので、カールが長持ちします。
ヘアアイロンで巻いた時のようなカールを再現できるので、毎朝忙しくてセットする時間がない方は特におすすめです。
コールドパーマはやわらかいイメージになるのに対して、ホットパーマはしっかりとカールがかかった仕上がりになります。
癖が強い、髪が太い方はコールドパーマではきちんとかからなくても、ホットパーマにするとしっかりとかかることもよくあります。
ホットパーマの代表的な種類はデジタルパーマです。次で特徴や施術方法など説明していきます。
デジタルパーマ
デジタルパーマは熱をあたえながらかけるパーマです。
熱をあたえることにより、縮毛矯正をかけている髪にもしっかりかかります。
しっかりかかるのはいい事なのですが、一度かけると形状記憶力が高いので、スタイルの変更が難しくなります。
また、熱をあたえる為、根本にはかけられないので根本からしっかりかけたい場合はコールドパーマにしましょう。
毛先だけワンカールほしい場合や、中間からカールがほしい場合などにも柔軟に対応でき、なりたいデザインの再現性も高いです。
デジタルパーマの場合は乾かしてもカールはしっかりでるのでスタイルイングがとても楽になります。
どのパーマをかけるかは髪質やなりたいイメージを伝えてしっかりカウンセリングをすることがとても大切です。
パーマで激しくダメージしてしまうと修復することが不可能な場合があります。
しっかりとカウンセリングをしてくれるサロン選びも大事になってきます。
パーマの種類で女性に人気のエアウェーブとは?
最近、女性の間で人気のあるエアウェーブは風を利用してかけるパーマです。
ふんわり感がでて、くせ毛風の仕上がりも再現できることも人気のひとつです。
ダメージが一番少ないパーマといっても過言ではないでしょう。
カラーをしている髪や、細い髪質の方にもしっかりかかります。
特殊な機械を使い、外国人風なふんわりとした質感も再現でき、パーマのもちもいいとのことで、またたくまに人気がでました。
エアウェーブはホットパーマの一種になりますが、70℃以上の熱を使うデジタルパーマに対して、エアウェーブは約50℃の熱を使います。
デジタルパーマの仕上がりよりも、もっと軽い仕上がりになります。
ダメージを最小限に抑え、ふんわりとしたパーマを特殊な機械でかけることができる、とても魅力的なパーマです。
エアウェーブの機械はデジタルパーマなどの機械に比べると値段も高く、技術も必要なので、取り入れている美容室も少なめです。
ダメージを気にされている方や、ふんわり軽くかけたい方にはとてもおすすめです。
パーマの種類でおすすめをそれぞれ解説
「実際に自分の髪質にあったパーマは何がいいのだろう」と思う方もいるのではないでしょうか。
今回は以下の髪質に合ったパーマスタイルをまとめてみました。
- 細くて柔らかい髪質
- 太くて硬い髪質
- 癖が強めの髪質
また、今までのパーマ履歴や、ブリーチ毛などでも、できない施術もでてくる場合もありますので、しっかりとカウンセリングをしてもらいましょう。
細くて柔らかい髪質
細くて柔らかい髪質は、パーマがかかりにくく、ダメージしやすい特徴があります。
一番のおすすめはエアウェーブです！
ダメージを最小限に抑えて、柔らかい髪質にぴったりのふんわりスタイルが再現できます。
くしゃっとしたスタイルも細くて柔らかい髪質には合っています。
太くて硬い髪質
太くて硬い髪質には、デジタルパーマがいいでしょう。
髪が丈夫で強いのでコールドパーマではかかりにくいですが、熱の力でしっかりとカールがでます。
一度かけると長持ちするのでとてもおすすめです。
くせが強めの髪質
くせ毛の方には根本からしっかりかけるコールドパーマがおすすめです。
ゆるめにかけるとくせが勝ってしまってうまくかからないことがあります。
くせ毛をいかして根本からふんわりとかけるといいでしょう。
くせを伸ばして毛先にカールがほしいのであれば、縮毛矯正とデジタルパーマをミックスでできるメニューを選ぶといいでしょう。
パーマの種類を選ぶ時の重要なポイント
「格安のパーマをかけて失敗されてしまった」などよく耳にします。
安いからといって髪のダメージがひどくなってしまってはその後の修復に逆に高くなってしまう場合があります。
そこで、パーマの選ぶ時の重要なポイントを以下にまとめてみました。
- 髪を伸ばし中でしばらくパーマをかけたくないならデジタルパーマ
- 頻繁にスタイルチェンジをしたい方はコールドパーマ
- ダメージを一番少なくしたいならエアウェーブ
- 安さで選ばずそこのサロンの評価を確認する
上記の４点を参考にしてパーマの種類やサロンを決めて頂けたらと思います。
また、パーマをかける時に、ブリーチ・黒染めの有無、縮毛矯正の履歴がある場合は必ず伝えましょう。
ご自分の髪質を見極めたり、なりたいスタイルを決めたりするのも大変ですよね。
信頼できるサロンと、何でも相談できるスタイリストが見つかると、とても心強いですよ。
まとめ
今回は髪質とスタイル別に合ったパーマの種類を解説していきました。
大きく分けてコールドパーマ、ホットパーマの２種類で、ご自分の髪質となりたいスタイルに合わせて決めましょう。
きちんとかかると毎朝のセットがとても楽になりますし、イメージチェンジになりとても楽しいですよ。
大切なのはしっかりとカウンセリングしてくれる美容室を選ぶことです。
あなたの髪質にあった最適なパーマをしてくれる美容室を選びましょう！
