あなたは、髪が伸び毛先がボサボサだと感じると、気持ちが落ち着かなくなり美容室へ行こう思うことはありませんか?そして、いつもどおり美容室に予約して行っていますか?
でも中には忙しくて美容室へ行く時間が取れない、なるべく美容室へ行かずにヘアースタイルを綺麗なまま保ちたいとお悩みの方も多いと思います。
そこで、男女・ヘアースタイル毎の美容室へ通う頻度の平均値、また美容室へ通う頻度を抑えるコツを解説していきます。
男女別の美容室に行く頻度
全国の人口20万人以上の都市在住者のうち、15~69歳の男女1万3200人を対象に過去1年間における美容室の利用に関する実態調査を実施しました。(2019年上期)
女性の場合
1年間に美容室へ行く頻度の平均4,47回
1回 15,3% 2~3回 31,0% 4~5回 25,1% 6~11回 21,2% 12回以上
7,4%
女性が1年間に美容室へ行く頻度の平均は4,47回です。
1番多く美容室へ通う頻度が多いのは1年間に2回~3回の31,3%ですが、全体的にみると、1年間に美容室へ通う頻度は2回~12回以上の84,7%と、8割以上の女性が頻度が多く美容室へ行き美しいヘアスタイル保っています。
次に女性は美容室に行き何のメニューを施しているのかみてみましょう。
女性が美容室に行って施すメニュー利用の平均
カット 98,2% カラー 50,8% トリートメント 37,2% パーマ 16,3% ヘッドスパ・クリームバス 15,3% 縮毛矯正・ストレート 13,7% ヘアセット 12,5% 眉カット 5.0%
このメニュー利用率の平均をみると、美容室へ行ったときに施すメニューが圧倒的にカットが多く、次にカラー、トリートメントが続きます。尚、女性は美容室を利用するときにはメニューを決めて、自分自身で容室へ行く頻度を調整しながら、美しさを保とうとしているのもわかります。
男性の場合
1年間に美容室へ行く頻度の平均5,28回
1回 15,6% 2~3回 21,4% 4~5回 23,7% 6~11回 27,6% 12回以上 11,8%
男性が1年間に美容室に行く頻度の平均は5,28回です。
女性が1年間に美容室に行く頻度の4,47回を上回るのは髪の長さが影響しています。髪が短い男性は、髪の毛が1cm伸びた時の見た目への影響が女性に比べて大きいためです。
そこで男性は美容室に行き何のメニューを施しているのかみてみましょう。
男性が美容室に行って施すメニュー利用率の平均
カット 98,2% カラー 17,8% 眉カット 15,9% トリートメント 14,6% ヘッドスパ・クリームバス 14,1% パーマ 11,9% ヘアセット 11,9% 縮毛矯正ストレート 7,2%
メニュー利用率の平均を見てみると、圧倒的にカットを施してもらう目的で美容室を利用しています。
男性女性の1年間に美容室に行く頻度の平均と、施してもらうメニューの利用率の平均を見て、女性は男性より美容意識が高く、1年間に美容室へ行く頻度も違い、またヘアスタイルや髪質で施してもらうメニューがことなります。
では、スタイルにあった美容室へ行く頻度はどれくらいなのか?スタイル別に紹介していきます。
スタイルに合わせた美容室へ通う頻度
ロングヘアとミディアム
ロングヘアは髪の長さによって、ミディアム、セミロング、スパーロングとわけた言い方をします。正面から見た時に、ミディアムは肩から鎖骨までの長さ、セミロングは鎖骨下から胸までの長さ、スーパーロングは胸から下の長さを言います。
どのヘアスタイルよりも髪が長く、2㎝3㎝伸びても、さほどシルエットに変化がみられないため、美容室に行く頻度はおさえられますが、髪が長いほど毛先まで栄養が行き届きにくく、毛先が痛んだり髪にボリュームがでやすくなるため、美容室へ行く頻度は3ヶ月から4ヶ月に1度が一般的です。
毛先が痛んできたりボリュームがでてきたら美容室へ行き毛先を整えてもらい、ダメージのない髪を保ちましよう。
ボブヘア
ボブヘアは、髪の長さが正面から見た時に顎のラインよりも長く、肩よりも短いスタイルが特徴です。また、内側の髪と外側の髪が重なり合う段差のないスタイルをボブともいいます。
2ヶ月から3ヶ月たつと、髪が伸びスタイルに重さがでて顔の輪郭とのバランスがくずれます。髪が肩に当たることで跳ねやすくもなるため、美容室へ行く頻度は2ヶ月から3ヶ月に1度が一般的です。
髪がまとまらず気になりだしたら美容室へ行きカウンセリングを受けて髪を整えてもらいましょう。
ショートヘア
ショートヘアは耳が見え、襟足がすっきりしたスタイルが特徴です。
髪が伸びる長さは個人差もありますが平均1ヶ月で1~2㎝伸びます。2ヶ月たてば髪は2㎝伸び、2㎝伸びれば襟足が首元にかかり初め、スタイルもくずれて、見た目が変わってきます。そのためどのスタイルよりも美容室に行く頻度が多く、1ヶ月から2ヶ月に1度が一般的です。
特にベリーショートや襟足を刈り上げたスタイルは注意が必要で、2ヶ月もたてば見た目の印象が変わってきます。スタイルを保つ為には1ヶ月に1度の頻度で美容室へ行き髪のバランスを整えてもらいましょう。
カラーリングの場合
明るめのカラーを施してる場合、髪全体のシルエットよりも、毛先の痛みや根元の髪が伸びプリンの様な状態になっていることが気になるため、美容室に行く頻度は1ヶ月から2ヶ月に1度が一般的です。
暗めのカラーを施している場合、髪が伸びてくると髪全体がグラデーションの様に馴染んで見えるので美容室に行く頻度は、明るめのカラーを施している場合より抑えることができます。美容室に行く頻度は2ヶ月から3ヶ月に1度が一般的です。
パーマの場合
ゆるいパーマを施している場合、根元に近い生え際ではなく根元から離れた部分にデザインを加えるので、髪が2㎝、3㎝伸びてもシルエットに変化がなく、パーマが長持ちします。
ですが美容室に行く頻度が少ないと髪の毛が痛みやすくボリュームもでてくるので、美容室に行く頻度は2ヶ月から4ヶ月1度が一般的です。
縮毛矯正の場合
うねりやクセを縮毛矯正でカバーしている方は、当然伸びている髪に矯正はかかっていません。
ですが長い髪に縮毛矯正を施すと、髪が真っ直ぐおりて、尚かつ重さがあることで髪全体がまとまり、根元があまり気に成らなくなるので矯正が長持ちします。
ブラッシングするとき、伸びてきた部分にクセがでているかチェックし気になりだしたら、美容室に行きカウンセリングを受けてから縮毛矯正を施してもらいましょう。美容室へ通う頻度はが3ヶ月から4ヶ月に1度が一般的です。
美容室に行く頻度をおさえるポイント
トリートメント
美容室へ通う頻度をおさえるポイントは髪の状態を良く保つ事です。
髪が長いと毛先に栄養がいき届かなく、カラーやパーマを施してダメージがある場合、自宅で行うトリートメントが必要となります。なぜなら1度ダメージを受けてしまった髪は、今以上に髪質が良く成らないからです。
トリートメントはダメージを受けてしまった髪に、栄養分や油分を一時的に補う物で、健康な美しい髪に近づけさせる役割をします。
そこで、自分の髪に合ったシャンプーと相性の良いトリートメントを使うことで、より有効性分の最適な組み合わせになり、美しい髪を保つことができます。
毛先が傷んでいなかったり、ボリューム等にあまり変化がなければ、美容室に行く頻度を落とすことができます。
美容師に相談
美容師の方は、『髪の賞味期限』を良く理解しています。男性女性の髪質の特徴、毛根の特徴、髪の量などで、お客様の要望に沿えるよう最大限の技術を施したメニューを提供しています。
そこで、美容室に行く頻度をおさえるポイントは、自分に合った伸びても崩れにくいスタイルにしてもらうことです。美容室へ行ったとき、ほとんどの美容室ではカウンセリングをおこないます。その際、毎日のスタイリングで困っていることやなりたいスタイル要望をつたえましょう。
困ってること
- 髪のクセが気になる
- 毛先が痛んで髪がまとまりにくい
- アレンジの方法がわからない
要望
- こんなスタイルに成りたい
- 髪を健康に綺麗に保ちたい
- 美容室の頻度をおさえたい
このよう具体的に伝える事で、自分にあったヘアスタイル・アドバイスを的確に提供してもらえます。スタイルリングに悩まないスタイルを手にいれ、美容室へ通う頻度をおさえましょう。
まとめ
男性女性に関わらず、美容室へ通う頻度は髪の長さ、髪の痛み具合、施しているメニューによって違います。
美容室に行く頻度をおさえるためには、髪のセルフケア、美容師からのアドバイスが必要になります。